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Marufuku Coffee at Kyoto Daimaru

It's wrong to make your mind up on something you've never experienced.

【超訳】
私こんな感じで珈琲についての似非感想を書いている身のくせに、丸福珈琲店って実は今まで一回も行ったことなかったんですよ。このたび初の丸福を体験しました。

うぉ、こんな深煎り濃厚な珈琲だったの!深く深く焙煎したブラジルを濃いめにネルドリップしたときみたいな(しかも「丸福独自の器具による抽出法」て何や)、酸味ゼロでカカオ感満載のコクととろりとオイリーな甘味。でも後味はきつくない。熱め深めの仕上がりなのは見てすぐわかったし、イノダコーヒーみたいに昔ながらのエチオピア系の酸味も引き立たせてバランス取って砂糖とミルクを入れてマイルドに、みたいなと思いこんでいたので、不意をつかれたみたいでちょっとびっくりしました。砂糖とミルクを入れてのバランスは想定してるだろうけどまさかこういう方向性とは。何事も百聞は一見にしかず。大変勉強になりました。


昔ウェブ雑誌で書いてた連載はこちら。PORTRA『京都珈琲案内』(2016年〜2018年 全10回。リンクは第8回『第8回:確実な「美味しいペーパードリップの淹れ方」、教えます。―「間違い」だらけの珈琲の淹れ方―』)

(1)弊ブログでは、珈琲豆の焙煎度について、『珈琲のすべて』(エイ出版社、2010年)を参考に「ライトロースト〜シナモンロースト=浅煎り、ミディアムロースト〜ハイロースト=中煎り、シティロースト〜フルシティロースト=中深煎り、フレンチロースト〜イタリアンロースト=深煎り」としています。

(2)弊ブログは、筆者の、珈琲の味は「抽出法>>>超えられない壁>>>焙煎度>産地>・・・」の順で大きく変化する、という考えに基づいた記録です。また、味覚表記に関する筆者の考え方については、http://ueshima.blog.jp/archives/1079544175.htmlをご確認ください。